紅 茶 専 科

紅茶の成分

2018/08/15
 
この記事を書いている人 - WRITER -
にゃん
紅茶好きの30代主婦。
目覚めの一杯からおやすみ前の一杯まで、紅茶に始まり紅茶に終わる生活をしています。
”お紅茶”なんて上品なものとは程遠い、水分補給を兼ねたガブ飲み派。
主人も実家の家族もみーんなコーヒー派のため、集まったときは一人だけ紅茶と言うメンドクサイことになる(笑)

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日本茶には美容に良い成分がたくさん含まれており、健康食品としての一面があります。
中には美肌効果をもたらすものもあり、化粧品に応用されることもしばしば。

同じように、紅茶にも健康・美容に良い成分がたくさん含まれています。
紅茶の飲み方、茶葉の使い方一つで様々な効果を感じることが出来ます。

 

紅茶の主成分

紅茶に含まれている主な成分は以下になります。

タンニン(カテキン類・紅茶フラボノイドなど)、サポニン、ビタミンC、カフェイン、マンガン、銅、亜鉛、ニッケル、ヨウ素、クロロフィリン、フッ素、ミネラル、タンパク質(テアニン)

色々と成分が含まれていますが、これはあくまで乾燥した茶葉に含まれている状態。
お湯などで抽出してしまうと、このうちのほとんどが失われ、多く残るのはせいぜい「タンニン」「カフェイン」「タンパク質」程度なのです。

タンニン

紅茶のタンニンの主成分はカテキン類で、これは緑茶や烏龍茶にも含まれていることで知られていますが、緑茶や烏龍茶よりも紅茶の方が豊富に含まれています
タンニンは渋味でもあるので、緑茶などに比べて紅茶が渋く感じるのはこれが豊富に含まれているためです。
また、タンニンはポリフェノールの一種なので、ワインなどと同じように抗酸化作用に優れています。紅茶フラボノイドという抗酸化物質も含まれているので、かなり健康効果が高い成分と言えます。

主な作用

抗酸化作用、血中コレステロールの抑制、動脈硬化の抑制、血糖値上昇の抑制、解毒作用、抗アレルギー作用、抗菌作用、抗がん作用、消化促進、脂肪分解 など

カフェイン

カフェインは苦味成分でコーヒーなどにも多く含まれています。カフェインは大脳を刺激して感覚や思考の働きを高める作用があります。また、脂肪燃焼作用にも優れているため、ダイエットにも効果があると言われています。
よくコーヒーと紅茶ではどちらの方がカフェインが多く含まれているのかと言われますが、茶葉の状態であれば紅茶の方が多く、飲み物として抽出された量ではコーヒーの方が多いのだそうです。そのため、眠気覚ましにはコーヒーの方が良いとされています。

主な作用

覚醒作用、大脳刺激、利尿作用、血液循環促進、新陳代謝促進、疲労回復 など

タンパク質

紅茶のタンパク質の主成分はテアニンで、これはうま味と甘味の成分となります。テアニンはアミノ酸の一種でもあり、カフェインをほどよく抑えてくれる作用もあり、紅茶の飲み口を穏やかにしてくれます。
また、ぬるめのお湯の中でよく抽出されるとも言われています。

主な作用

利尿作用、リラックス作用

 

紅茶のもたらす健康作用

上記のような成分を含む紅茶は、様々な健康作用をもたらしてくれます。

がん予防

紅茶に含まれるカテキン類の抗酸化作用により、がん予防の効果が高まると言われています。
主に「エピガロカテキンガレート」という成分がリンパ球を活性化し、がん細胞の分裂を抑える役割を果たしているそうです。
がんを予防する成分ビタミンEの約20倍もの効果があるとも言われており、医療の場面でもしばしば注目をあびています。日米で研究が進められてもいるようです。

虫歯予防

フッ素が含まれているため、虫歯の予防にも効果が高いと言われています。また、カテキン類が口内の細菌類の増殖を抑えてくれるので、口の中が清潔に保たれ、虫歯予防に有効なのだそうです。
ただし、これは砂糖などが入っていない状態の紅茶の場合に限ります。
茶葉で言えば、インドやインドネシア産のものにフッ素が多く含まれているようです。

風邪予防

カテキン類には風邪ウイルスをコーティングして感染を防ぐ効果があることが知られており、インフルエンザのような脅威のウイルスも抑制できると言われています。
特にうがいをすることで効果が発揮されるようです。風邪気味だと感じたら、水でうがいするのではなく、紅茶でうがいをしてみるといいかもしれません。
音楽アーティストの中でも紅茶がのどに良いと、歌う前に紅茶でのどを潤すという方もいらっしゃいます。

食中毒予防

カテキン類には解毒作用があることも知られています。特にサルモネラ菌やボツリヌス菌、腸炎ビブリオ、ブドウ球菌などといった食中毒を引き起こす細菌を殺菌する効果があります。そのため、食事中に紅茶を一緒に飲むことで、知らず知らずのうちに食中毒を予防できてしまうのです。
また、フランス皇帝ナポレオンも戦争中に紅茶を欠かさなかったという話があり、兵士たちにも紅茶を飲ませていたので、戦時下という不衛生な環境においても、その解毒作用により、兵士たちはお腹をくだしたりしなかったと言われています。

その他の効能

上記に挙げた以外にも、紅茶は様々な効能を持っています。
例えばカテキン類はコレステロールや血圧を下げる働きを持っていたり、タンニンとカフェインは胃腸の働きを良くして消化を促します。
タンニンには血糖値の上昇を抑える働きもあるので、糖尿病の予防にも効果があると言われています。

また、飲むだけではなく紅茶そのものを使うことで得られる効能もあります。
紅茶の赤い色の元となる「アレラビンシガレート」には強い殺菌力があり、カビの一種でもある水虫(白癬菌)の増殖を抑える働きがあるのだそうです。
この場合は紅茶を飲むのではなく、患部に紅茶をつけて拭いたり、紅茶を入れたお風呂に浸かるなどすると効果があると言われています。

紅茶は300年以上も前から効能があると言われており、実際にその昔は薬として用いられていました。
イギリスで紅茶が流行するようになった背景にも、薬としての効能の宣伝が大いに働いたと言われています。

 

紅茶のもたらす美容作用

健康面だけではなく、美容面においても紅茶は有効作用をもたらします。

老化防止

カテキン類に含まれる抗酸化作用により、老化防止が期待されます。
酸化は肌の乾燥やハリ・弾力の低下ももたらす厄介な現象です。美容アイテムを使って外側からケアするのも大事ですが、紅茶を飲んで体内からもケアすることでより効果が期待できます。

ダイエット効果

カフェインにはエネルギーを効率よく消費する作用があり、特に脂肪の燃焼に効果があると言われています。
一般的に、人間が運動すると、エネルギー源としてグリコーゲンが消費され、それが不足してくると脂肪の燃焼が始まります。グリコーゲンは結構な量があるので、スポーツジムなどで運動する程度では脂肪の燃焼までは辿り着かないことが多いのだそうです。
しかし、カフェインはそのグリコーゲンを差し置いて、先に脂肪を燃焼させる効果があります。そのため、ダイエットにもより効果があると言われているのです。
運動をする前に紅茶を飲んでおけば、より効果が高まります。

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紅茶好きの30代主婦。
目覚めの一杯からおやすみ前の一杯まで、紅茶に始まり紅茶に終わる生活をしています。
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主人も実家の家族もみーんなコーヒー派のため、集まったときは一人だけ紅茶と言うメンドクサイことになる(笑)

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