ホットでいれた紅茶に氷を入れてアイスティーにするのも美味しいですが、茶葉のうま味をしっかりと味わうなら“水出し”もオススメです。
でもアイスティーは手軽にいれられるけど、水出しって茶葉の量とか難しくない?と感じている方も多いと思います。
確かに、出来上がった紅茶を冷やすのと、ホットの紅茶を淹れるように最初から茶葉と水の量を調節するのとではワケが違いますもんね。
そんな時に便利なのが、ルピシアの「ハンディークーラー」です。
ルピシアの「ハンディークーラー」は、中に取り外し可能な茶こしがついていて、そこに茶葉をいれ、あとは水を注いで冷蔵庫で冷やしておくだけで簡単に水出し紅茶を作れるピッチャーです。
見た目はシンプルなガラスのピッチャーですが、至る所に便利な機能を秘めたとっても使い勝手の良いピッチャーなんですよ(*^^*)
我が家でも夏場はほぼ毎日のように出番があります。
見た目もおしゃれなので、テーブルの上に置いても野暮ったくならないのでお気に入り茶器の一つです♪
というわけで、今回はこのルピシアの「ハンディークーラー」をご紹介★ミ
水出し紅茶の作り方も併せてご紹介しますので、水出し紅茶を作ったことがないという方は是非チャレンジしてみてください(^-^)
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ルピシアの「ハンディークーラー」とは?機能性が充実した使えるピッチャー!
ルピシアのガラス製ピッチャー「ハンディークーラー」は、最大約600mL入るハーフタイプと、たっぷり1L入るものがあります。
我が家は夫婦二人暮らしなので、小さめの600mL入りのハーフタイプを愛用しています。
今回はこのハーフタイプでご紹介していきますね。
ガラスピッチャー、茶こし、フタの3点セット
「ハンディークーラー」のセット品は、ガラス製のピッチャー(クーラー)本体、透明の円筒茶こし、フタの3点。
クーラーには持ち手がついていて注ぎやすく、耐熱ガラス製なのでホットの紅茶も入れられます。ティーポットとしても使えるってことですね。
もちろん電子レンジでの使用もOKです♪
また、ガラス製という点においては、匂い移りの心配もないというのは利点ですね。
麦茶とか作る一般的なプラスチックの容器だと、きちんと洗わないと匂いが残ってしまいますが、ガラス製は匂いが残る心配はないので安心です。
特に紅茶みたいに香りを楽しみたいお茶の場合、匂いが残らないというのは重要ポイントかも(^-^)b
透明な円筒型の茶こしは、ハンディークーラーの底ギリギリまで届く長さがあり、作る分量の水全体にお茶が抽出されるようになっています。
茶こしつきの似たようなボトルも結構ありますが、ほとんどが上部や下部だけに小さな茶こしがついているだけで、お茶の抽出がムラになるんですよね。
まぁお茶の抽出後に混ぜてしまえばいいんでしょうけど、なんだか均等になり切らない気もします(^^;)
そしてフタは、なんと9色から選べるようになっています。
我が家では主人の希望でホワイトを使用しています。
ガラス製のクーラーに描かれているイラストが白なので、フタもホワイトの方が統一感があるってことで、最終的にホワイトにしました。
まぁ個人的には、ラズベリーとかターコイズのカラーも気になってたんですけど。
ハンディークーラーには目盛りがついているので水量を簡単に計れる
ガラス製のクーラー本体には、水をここまで入れたらいいよっていう目盛りがついています。
大きくデカデカと描かれているわけではないので、パッと見絵柄の邪魔にはなっていないです。
わざわざ分量を量っておく必要がなく、水道の蛇口やお湯を沸かしたヤカンから直で注ぐことができるのでとっても楽です♪
目盛りは100mLずつ入っているので、500mL以下の分量で作る時にも便利。
ハーフタイプは最大約600mL入るそうですが、目盛りは500mLまでしか入っていないので、最後の100mLは目分量かもしれない(笑)
茶こしは目の細かいメッシュ生地、細かい茶葉も落ちにくい
円筒型の茶こしは、クーラー本体の底ギリギリまである長いタイプ。
分量の水を入れても茶葉が溢れないよう、上は注ぎ口まで高さがあります。
上部が丁度クーラーの首部分に引っかかるようになっていて、安定感があり、クーラーの中で茶こしが転がるという心配もありません。
生地は目の細かいメッシュ生地で、小さな茶葉も取りこぼさないようになっています。(粉末のような茶葉は逃げちゃうけど^^;)
抽出後もクーラーからすぽんっと抜き取るだけでOKなので楽チンです。
冷蔵庫のドアポケットにすっぽり入るスリムなボディ
ハンディークーラーは円錐型の形をしており、とてもスリムなボディをしています。
この形、実は冷蔵庫のドアポケット(ペットボトルの飲料とかを立てておくところ)にすっぽりハマるサイズなんです!
一見、底が正円形なので入らないんじゃ?と思うんですが、入れてみるとピッタリ。あ、もちろん持ち手部分は横向きにしなくちゃですが(^^;)
冷蔵庫でこのまま冷やして、テーブルにそのまま出せる。
見た目もおしゃれでとても機能的なピッチャーです。
ハンディークーラーの洗い方
ハンディークーラーはガラス製なので、一般的な中性洗剤とスポンジで洗ってOKです。
口が広いので、女性ならすぽっと簡単に手が入ると思います。私、結構手が大きいんですけど、難なく入ってるんで大丈夫かと(^-^)
ガラス製だから割れそうで怖い!という方は、柄の付いたスポンジブラシで洗うとか、流行りのスプレータイプの洗剤を吹きかけて洗ってもいいと思います。
食洗機の使用もOKです。
茶こしの方は、あんまり茶葉を入れっぱなしにしておくと色素沈着しちゃいます。
色が着いてしまった場合はキッチン用漂白剤などで落とせますが、少なからず茶こしを傷めちゃうので、できるだけ取り出したらすぐ洗う方がいいかも。
メッシュ地に挟まってしまった茶葉は、外側からタワシなどでシャシャッと掻き出すことができます。
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ルピシア「ハンディークーラー」を使った水出し紅茶の作り方
ではハンディークーラーを使って水出し紅茶を作ってみましょう♪
今回は我が家でも毎年購入している、ルピシアの「ナツコイ」という茶葉で水出し紅茶を作っていきますね。
「ナツコイ」、レモンピールがブレンドされた甘酸っぱい香りがアイスティーや水出しにピッタリな紅茶です(*^^*)
(「ナツコイ」についてはまた後日レビューを挙げますね。)
500mLの水出し紅茶には茶葉5g
水出し紅茶を作るに当たり、まずは分量を整理していきます。
今回は500mL分を作ることとして、用意する茶葉の量は5gです。
つまり、100mLなら1gの茶葉。
一般的なティーカップは150mL~200mLくらい入りますが、それに対して紅茶の茶葉は基本2g使用するので、ホットでいれる時と同じ分量の茶葉で水出し紅茶が作れるという感じですね。
ちなみに茶葉5gはティースプーンだと2杯半(ティースプーン1杯は約2g)くらいになります。
キッチンスケール等できっちり5g量ってもいいですが、ない場合はティースプーンで量るというのも手ですね。
ティーバッグで水出し紅茶を作るなら、2~3個(基本は1個2gくらい入っています)になります。
この記事ではルピシアの紅茶を使用していますが、我が家では他メーカーの茶葉でもこのハンディークーラーを使って水出し紅茶を作ることもあります。
他メーカーの茶葉でも、茶葉5gで500mLの水出し紅茶を作ることができるので、基本的に水出し紅茶はこの分量比率でイケると思います(^-^)
超簡単!茶こしに茶葉を入れて水をクーラーの目盛りまで入れるだけ
では早速ハンディークーラーに茶葉と水を入れていきましょう。
まずはハンディークーラーに茶こしをいれ、その中に茶葉5gを入れます。
そして水を500mLの目盛りまで注ぎます。ウチでは水道水を直で注いでいます。
はい、終了!
めっちゃ簡単!!
あとはコレを冷蔵庫に入れて冷やしながら抽出させるだけで、美味しい水出し紅茶が出来上がります♪
水出し紅茶を美味しく入れるための水の種類は?
ここでちょっと水出し用の水について触れておきます。
水出し紅茶を作る際、キレイな水の方が美味しく出来そうというイメージがあるので、市販のミネラルウォーターなどを使う方が良さそうな気がしますよね。
でも、ミネラルウォーターはボトリングされてから時間が経っているので、水の中に十分な空気がありません。
空気の少ない水で淹れた紅茶は、風味に欠けて余り美味しくはないんです。
紅茶を淹れる際、よく「十分に沸騰したお湯を使う」という説明があるのを目にすることが多いかと思いますが、これはカルキを抜く目的以外に、水に空気を十分に含ませるという目的もあるんです。
グラグラに煮立ったお湯で入れるのが、紅茶の一番美味しいいれ方でもあるんですよ(^-^)b
紅茶を淹れる際の水は、基本的に水道水で十分です。(もっとも、ジャーッと勢いよく出した水道水の方がより良いですが。)
それに、日本の水は軟水で、茶葉の抽出にも優れており、比較的楽に美味しい紅茶をいれることができます。恵まれた環境に感謝です。
でもマンションとか都市部住まいとか、水道水をそのまま使うのはちょっと気が引ける…という方も少なからずいらっしゃると思います。
なので、ミネラルウォーターを使う場合は、一度別容器に空けるなどして空気を含ませてから使用すると良いです。
空ける時も、勢いよくバシャバシャと放出させる方が空気が含まさるので良いですよ!
紅茶に使う水については、詳しくまとめた記事があるのでそちらも是非参考にしてみてください。
>>>紅茶に合う水
冷蔵庫で一晩(8~10時間)置いたら水出し紅茶のできあがり
さて、茶葉を入れ水を注いだクーラーは、冷蔵庫に入れるのですが、フタはどうするの?という声が聞こえてきそうですね。
付属のフタをつけて冷蔵庫へ入れるのももちろん良いですが、私はフタの隙間から香りが逃げるのがイヤなので、我が家ではラップをかけて冷蔵庫に入れています。
冷蔵庫で冷やして抽出する時間は、約8~10時間と長時間なので、夜、寝る前に作っておいて翌日頂くというのがベストかな?
朝早くに作ってその日の夜に頂くのももちろんアリですけどね(^-^)
私は大抵夜に作って、翌朝に持ち歩き用のボトルに移して職場へ持って行ったりしています。
そして朝のうちにまた新しい水出し紅茶を作り、日中に抽出させておいて、夜に主人とゆっくりとティータイムを過ごすこともあります。
あ、グラスに注ぐ際は、茶こしを取って、フタをつけて注ぎます。
一応フタに櫛がついていて茶葉が逃げないようになっていますが、ドバッと注ぐと茶葉ごと注いじゃうことになりかねないので、茶こしは先に取っておくほうが無難ですね。
フタの櫛は隙間が大きいので、小さめの茶葉は取りこぼしちゃいます。
茶葉を漉す用の櫛というよりは、液体がどばっと出てしまわないようにセーブするためのものという感じでしょうかね。
日本茶の場合は3~5時間でOK
日本茶で水出しを作った場合は、抽出時間は紅茶よりもぐっと短く3~5時間でOKです。
特に上質なしっとり質感の生茶葉みたいなお茶だと抽出も早くなるので、水にお茶の色がちょっとついたかな?くらいでも十分に風味を味わうことができます。
日本茶の水出しも美味しいですよねー(*^^*)
苦味がほとんどなく、すっきりとした甘さがあって、お茶のうま味というのをしっかり感じられます。
(ちなみに写真の日本茶は、ルピシアの「ゆたかみどり」という新茶です。おいしー♪)
そもそもアイスティーと水出し紅茶って何が違うの?
以上、水出し紅茶の作り方について書いてきましたが、そもそもアイスティーと水出し紅茶って何が違うの?と思われている方もいらっしゃるのではと思うので、最後にそこにちょっと触れておきますね。
アイスティーというのは、基本的にホットティーに氷を入れるなどして冷やしたものを指します。
茶葉に熱湯を注ぐことで紅茶が短時間で抽出されるため、紅茶の成分が出やすく味わいが濃くなるという特長があります。
その分苦み成分も強く出るので、紅茶ならではの渋みを味わうことができます。(冷えることで少し弱まりますが^^)
ちなみに美味しいアイスティーのいれ方は下記をご参照くださいませ。
>>>【アイスティー特集2019】おいしいアイスティーのいれ方
水出し紅茶は、水でゆっくりと茶葉の成分を抽出していくので、苦み成分が出にくく、渋味の薄いまろやかな味わいになるのが特長です。
香りがふんわりと立ち、飲んだ後に鼻に抜けていくように後から香ってくることが多いです。
ホットティーを冷やして作ったアイスティーの香りは、飲む前にちょっと香りを感じて後味には残りにくい印象ですが、水出し紅茶だと奥から香りがやってくる感じですね。
(アイスティーで香りが強いものを温めてみたらすっごぃ匂いが強くなるということがありますよね。市販のペットボトルの紅茶とか^^;)
私は紅茶はもっぱらホットでいれて飲むのが好きですが(真夏でもホットティー飲みまくってます)、水出し紅茶も茶葉のうま味や奥深い香りがとても気に入っているので、今年は今まで以上に飲んでいるかもしれません。
まぁ、主人に水出しでいれてとせがまれている所もあるんですけど…
分量は普通のホットティーと変わらないので、水出し紅茶を入れたことがないという方は是非試してみてください♪
アイスティーとは違った紅茶の味わいを感じられるはずです!
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