女性に大人気のカレルチャペック紅茶店。その始まりとブランドコンセプトをご紹介します。
カレルチャペック紅茶店のはじまり
店名の「カレルチャペック」というのは、チェコの作家カレルチャペック氏から名づけられています。氏は戯曲や童話、エッセイなど、幅広く執筆していました。
カレルチャペック紅茶店のオーナーである山田詩子さんは小学4年生の時に氏と出会い、深い感銘を受けたそうです。大学卒業後に、英国紅茶文化への興味からオリジナルのティータイムの世界を作り始め、共同創業者の高木志保さんとともに、1987年に東京・国分寺で紅茶店をオープンしました。(国分寺店は現在閉店。)
現在は直営店8店舗と通信販売にて商品を提供してくれています。
オーナー・山田詩子さん
絵本作家またはイラストレーターとしても知られている山田さんですが、ティーブレンダー、日本紅茶協会認定ティーインストラクターという紅茶のマイスター的な一面もお持ちの方です。
「おいしい紅茶をたのしく」というブランドコンセプトのもと、カレルチャペック紅茶店にて販売している紅茶、ハーブティー、テーブルウェアその他雑貨のすべてに至るまでをプロデュースされています。
絵本の著書以外にも紅茶に関する著書を多く執筆しています。カレルチャペック紅茶店のブランドキャラクター「バジーちゃん」など、かわいくて懐かしさのあるイラストは、女性を中心にした幅広い層に支持されています。
カレルチャペック紅茶店は、パッケージのデザインの可愛さが他ブランドとは違うところです。 多くのブランドは統一されたデザインで、可愛さ押しというよりはシックでカッコ良いという感じがします。(もちろん可愛いデザインのものも多くありますが^^) その中でこのお店の紅茶は、デザインがとてもバラエティに富んでおり、とても華やかさがあります。可愛らしいウサギやクマ、公式キャラクターのハチの「バジーちゃん」は言わずもがな、「鳥獣戯画」に出てくるウサギをデザインしたものまであり、どれを見ていても飽きることがありません。 紅茶をパックしている袋も捨てずにとっておき、並べて飾っておきたいと思えます。 |
ブランドコンセプト
1987年以来からずっと変わらずに続いているのが「おいしい紅茶をたのしく」というコンセプト。
上質で飲みやすい紅茶やハーブ、楽しさがたくさん詰まった商品で、暮らしの中にいつもそんな「good teatime」を提案しています。
女の子のお茶会や、子供が両手で持つマグカップなど、ある一つのイメージに沿って紅茶やハーブのブレンド、パッケージのデザインの試みなどをしているそうです。
単に紅茶が美味しいというだけでなく、その紅茶を飲む人のことをしっかりと考えられたブランドであることが窺えます。
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