日本ではミルクティーと言いますが、正式な英語表現では「ティー・ウィズ・ミルク」と言います。
ミルクを入れることに関しては、先入れか後入れかで長いこと議論になっていましたが、近年、英国王立化学協会の化学検証により、先入れが良いという結論に至りました。
そのため、ここではミルクを先に入れておく淹れ方でご紹介します。
①茶葉を多めにしてブラックティー(ストレートティー)を作る
・しっかりと蒸らすことで、茶葉から豊かな香りが立ち、コクも引き出されます。
②カップにお湯を注ぐ
・常温のミルクを使うため、紅茶が冷めてしまわないようにカップをあらかじめ温めておくこと。1~2分を目安に温める。
③カップにミルクを注ぐ
・カップを温めていたお湯を捨て、常温のミルクを注ぐ。
・ミルクは低温殺菌のものが理想的ですが、日本の一般的な牛乳は高温殺菌なので、低温殺菌のものが見つからない場合は高温殺菌のものを代用。私はいつも一般的な高温殺菌の牛乳を使用しています。
・ミルクを注ぐ量は20~30ccと少し多めがベスト。イギリスでもたっぷり入れます。
④紅茶を注ぐ
・ティーストレーナーで茶葉を漉しながら、濃いめに作ったブラックティーを注ぎ入れます。
・カップの9分目までたっぷりと注ぐと、常温のミルクと混ざっても温い感じがせず、温かさを保つことが出来ます。
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